[WEC]2018-2019シーズンが開幕しました

今年からウィンターシーズンにレースが開催されることになったWEC(世界耐久選手権)の2018-2019シーズンが開幕しました。
2019-2020シーズンからは7月に始まり、6月のル・マンで終わるスケジュールになるのですが、今シーズンはその移行期ということもあり、第1戦のスパ・フランコルシャンと第2戦のル・マンが第7戦、第8戦にもスケジュールされています。

最上位カテゴリのLMP1のHV(ハイブリッド)クラスは自動車メーカーがワークス体制で乗り込んで熱い戦いを繰り広げていましたが、アウディに続いてポルシェが撤退したことにより、今年はトヨタ1強体制に。
世界の大手プライベーターが参戦するnon HV車両とのBoP(Balance of Performance:性能調整)を調整することでHVとnon HV車両のラップタイム差を調整し、レースを面白くしようとしているようですが…
第1戦の結果はトヨタの圧勝。1周で使用できる燃料がnon HVに比べて大きく制限されているため、ストレートの最高速は負けていたようですが、やっぱりモーターのアシストを受けての加速はケタ違いでしたね。

第2戦ではBoPがさらに調整されて、より競ったレースになるのでしょうが、長期的に見てそれが正しいやり方なのでしょうか?
自動車の環境性能を高めるための場として設けたはずのLMP1のHVですが、結局アウディにもポルシェにもそっぽを向かれてしまったわけです。メーカーにとって魅力的なレースにしていかなければならないと思うのですが…
また、マザーシャシーのようなものを作って、プライベーターにもHVでの参加を促すのも面白いかも知れません。

あと、もう一つ気になるのが独自カテゴリーを採用していること。
WECにはLMP1、LMP2のプロトタイプカーと、LM-GTEのGTカーがあります。
GTカーというのは市販車をベースとした(形をした?)レーシングカーなのですが、WECと同じFIAが主催の世界選手権でFIA GT選手権というものがあります。FIA GT選手権で使用されているGTカーはGT3という規格に従って作成されています。この2つのカテゴリのクルマはまさに「似て非なるもの」なんですよね。例えば、LM-GTEの車をGT3のレースに参戦させようとしても難しいわけです。

当然、メーカーもLM-GTEの車とGT3の車を両方作ろうとするとコストがかかるので、どちらかしか作らないことが多くなってしまいます(両方作っているのはポルシェ、フェラーリー、アストンマーチンぐらい?)。
この似て非なる規格を統一すれば、車を購入してレースに出るチームにも利がありますし、観ている私たちも車種が増えて面白くなると思うんですけど…

プロトタイプの方にも同じようなことが言えると思うんですけどねぇ。
エントリーが少なくなってから初めて焦るのではなく、賑わっている時にこそ時間をかけて検討すべきだと思うのですが。








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